韓国のトレンドは、まとめ記事を読んで追うと必ず遅れます。現地では、話題になる前のNaverカフェやブログの書き込みに先に兵候が出ます。日本のニュースで「韓国で流行っている」と紹介された時点で、現地ではすでにピークを過ぎていることも少なくありません。本記事では、韓国の消費トレンドを自分で読むための見る場所と順番を整理します。
なぜ日本経由の情報だと遅いのか
韓国のトレンドは、コミュニティでの口コミ→インフルエンサーの発信→マスメディア、の順で広がることが多くあります。日本で紹介されるのはさらにその後なので、仕入れや企画の判断材料にするには遅すぎます。
もう一つの問題は、日本で取り上げられるのが「日本人にうけそうな韓国のもの」に偏ることです。現地で実際に売れているものとはズレることがあります。
見る場所と、何が分かるか
| 場所 | 分かること | 早さ |
|---|---|---|
| Naverカフェ | 購入前の本音、不満、比較されている商品 | 最も早い |
| Naverブログ | 実際に使った人のレビューと使い方 | 早い |
| 検索ボリュームの推移 | 関心が伸びているか、落ちているか | 中程度 |
| ECモールのランキング | 実際に購入されているものと価格帯 | 中程度 |
| インフルエンサーの投稿 | これから拡散するもの、見せ方の型 | 中程度 |
順番が重要です。ランキングやインフルエンサーの投稿は「すでに売れているもの」を教えてくれますが、カフェの書き込みは「これから探されるもの」を教えてくれます。
実際の調べ方
1. カテゴリ名でカフェを読む
自社の商材カテゴリを韓国語で検索し、直近の書き込みを順に見ていきます。商品名ではなく、「どれがいいですか」「使ってみたけど」といった相談形式の投稿を探すのがコツです。購入前の迷いがそのまま書かれています。
2. 検索されている語を確かめる
同じものでも、外来語と固有語のどちらで検索されているかで、ボリュームは大きく変わります。この確認を飛ばすと、あとのコンテンツや商品名がすべてズレます。詳しくは韓国SEO対策の基本で解説しています。
3. 価格帯を見る
モールで同カテゴリの上位商品を見れば、現地で受け入れられている価格帯が分かります。日本での価格をそのまま換算して出すと、市場の相場から外れることがあります。
4. 見せ方の型を拾う
写真の枚数、文の長さ、サムネイルの作り方など、現地で反応されている見せ方には型があります。内容を真似るのではなく、形式を合わせると読まれやすくなります。
やってはいけない読み方
一つの投稿で判断する。カフェもブログも、対価を伴う投稿が混ざっています。複数の場所で同じ話が出ているかを見てください。
日本語のまとめ記事だけを見る。二次情報なので遅く、かつ選ばれ方に偏りがあります。
流行っているから売れると考える。話題と購入は別です。カフェで質問が出ているか、モールで実際に買われているかまで見て初めて判断できます。
よくある質問
韓国語が読めなくても調べられますか?
翻訳ツールで大まかな内容はつかめます。ただしニュアンスや皮肉、スラングは落ちるため、重要な判断をする場面では韓国語ネイティブの確認を入れることをおすすめします。
どのくらいの頻度で見ればよいですか?
商材によりますが、月に一度同じキーワードで見直すと変化に気づきやすくなります。毎日見る必要はありません。
トレンドに乗るべきですか?
短期の流行に合わせて商品を作るのはリスクが大きいです。むしろ、自社商品の見せ方や訴求の言葉を現地の感覚に合わせるために使うのが現実的です。
調べた内容は何に使えますか?
商品名と説明文の語彙、ブログ記事のテーマ、インフルエンサーに依頼する際の訴求ポイント。この3つに直接反映できます。
まとめ
韓国のトレンドは、まとめ記事を追うより、カフェとブログを直接読むほうが早く、正確です。売れているものではなく、迷われていることを見る。そこに自社商品の訴求ポイントのヒントがあります。
Kマーケティングワークスでは、韓国語ネイティブのチームがカフェやブログを直接確認し、商材に合わせた訴求の作り方をご提案しています。お気軽にご相談ください。
関連サービスと参考記事
調べた内容を実際の発信に落とすところが本番です。具体的な進め方は韓国コミュニティマーケティングのページでご確認いただけます。