韓国の展示会は、出展することよりも「出展後に検索されたときに情報があるか」で成果が分かれます。ブースで名刺を交換した相手は、その場で決めず、帰ってからNaverで社名を検索します。ここで何も出てこなければ、出展費用の大半はそこで止まります。本記事では、出展を検討する前に整理しておきたいことをまとめます。
出展の目的を先に分ける
目的が曖昧なまま出展すると、終了後に成果を判断できなくなります。大きく3つに分かれます。
| 目的 | 準備するもの | 見る指標 |
|---|---|---|
| 取引先を探す | 韓国語の会社概要、取引条件の台紙 | 商談に進んだ件数 |
| 商品の反応を見る | サンプル、価格帯の仮説 | 質問の内容と頻度 |
| 認知をつくる | プレスリリース、検索されたときの受け皿 | 社名検索と問い合わせの変化 |
出展前に済ませておくこと
商標の確認
展示会はブランド名を公にする場です。韓国は先に出願した人が優先されるため、出展を決めた段階で確かめておくのが安全です。詳しくは韓国の商標登録の注意点で解説しています。
ハングル表記の統一
ブースの看板、名刺、資料、その後のWeb情報で表記がバラバラだと、検索したときに情報が分散します。出展前に一つに決めておいてください。
検索されたときの受け皿
これが最も後回しにされます。少なくとも、会社名と主力商品の韓国語情報が、Naverで検索したときに見つかる状態にしておく。Naverブログの立ち上げには時間がかかるため、出展の数か月前から始めるのが理想です。
当日の言語体制
通訳を入れるのか、現地スタッフに入ってもらうのか。ここを決めないまま出展すると、ブースに人が来ても会話が成立せず終わります。
出展後にやること
展示会の効果は、終了後の数週間で決まります。名刺を交換した相手が検索しているのは、ちょうどこの時期です。
- 出展したことを知らせるプレスリリースを出し、検索で見つかる記事を残す
- ブースで多かった質問を、そのままコンテンツのテーマにする
- 商談に進んだ相手には、韓国語の資料を早めに送る
出展して終わりにすると、集めた関心がそのまま離れていきます。
よくある質問
どの展示会に出ればよいですか?
商材と目的によって大きく変わります。開催時期や出展条件は毎年変わるため、主催者の公式情報やジェトロの海外見本市情報で最新をご確認ください。
初めてでも出展できますか?
可能ですが、当日の言語体制と、検索されたときの受け皿を準備してからのほうが回収は良くなります。この2つがないと、名刺の枚数だけが残ります。
出展しなくても市場は見られますか?
見られます。同カテゴリの現地商品をNaverで調べるだけでも、価格帯と訴求の傾向はかなり分かります。韓国のトレンドの調べ方で手順を解説しています。
出展前にブログを始める意味はありますか?
あります。Naverは更新の継続性を見るため、出展直前に始めても間に合いません。数か月前から少しずつ積んでおくと、出展後の検索で拾われやすくなります。
まとめ
韓国の展示会は、ブースの上ですべてが決まる場ではありません。名刺を交換した相手が帰ってから検索したときに、会社名と商品の情報が襻っているか。そこまで含めて準備しておくと、同じ出展費用でも残るものが大きく変わります。
Kマーケティングワークスでは、出展前の韓国語情報の整備と、出展後のプレスリリース配信・検索対策を支援しています。ご相談は無料です。
関連サービスと参考記事
出展後に検索されたときの受け皿づくりが鍵になります。具体的な進め方は韓国プレスリリース配信サービスのページでご確認いただけます。