バックリンク購入のリスクのイメージ

韓国向けSEOでバックリンクを購入するリスクとは?Googleの公式規定とNaverで確認できていないこと

公開日:2026年11月3日

韓国向けのSEOを外注するとき、「バックリンクを購入できます」という提案を受けることがあります。Googleは、順位を操作する目的のリンクの売買を、公式のスパムポリシーでリンクスパムとして扱っています。この記事では、Googleの公式資料で確認できる内容と、Naverについて確認できていない点を分けて整理します。

※Googleの内容は、Google検索セントラルの公式資料(スパムポリシー、外部リンクの属性、リンク否認のヘルプ)と、Google検索ステータスダッシュボードで2026年11月3日に確認したものです。Naverの公式ガイドラインのページは、今回は読み込めませんでした。そのため、Naverの扱いについては断定していません。また、数字や割合を示した業者の資料は、出典が確認できないものを使っていません。

バックリンクの購入が問題になる理由

Googleのスパムポリシーは、リンクスパムを「主に検索順位を操作する目的で、サイトへのリンクや、サイトからのリンクを作ること」と定義しています。自然な紹介でできたリンクではなく、順位を上げるために作られたリンクが対象です。

Googleは、違反を自動のシステムと、必要に応じた人の目による確認で見つけるとしています。違反が確認されたサイトは、検索結果の順位が下がったり、表示されなくなったりする場合があると説明されています。

Googleのスパムポリシーで問題になる行為

公式資料に挙げられている主な例を、要約して整理します。

行為 Googleの公式資料での扱い
お金や物、サービスと引き換えに、順位に影響するリンクを売り買いする スパムポリシーの「リンクスパム」に当たる行為として挙げられている
商品を送り、その見返りにリンク付きの記事を書いてもらう 同じく、リンクスパムの例として挙げられている
「相互にリンクしましょう」といった、過度なリンクの交換 リンクスパムの例として挙げられている
自動プログラムやサービスを使って、自社サイトへのリンクを作る リンクスパムの例として挙げられている
対価を受け取る寄稿記事で、順位に影響するリンクや、狙った語句のアンカーテキストを使う リンクスパムの例として挙げられている
広告やスポンサー提供のリンクに「nofollow」または「sponsored」を付ける 公式資料は、ポリシー違反にはならないと説明している

このほか、質の低いディレクトリやブックマークサイトのリンク、広い範囲に配られるフッターやウィジェットのリンク、フォーラムの署名に入れた最適化済みのリンクなども、例として挙げられています。

広告やスポンサーのリンクはrel属性で区別する

広告やスポンサーとしてリンクを掲載すること自体は、禁止されていません。公式資料は、そうしたリンクに「nofollow」または「sponsored」を付ければ、ポリシー違反にはならないと説明しています。問題になるのは、対価があるのに、順位に影響する形でリンクを渡すことです。

rel属性の値 使う場面(Googleの説明)
sponsored 広告や有料の掲載で付けるリンク。以前はnofollowが勧められており、今もnofollowで差し支えないが、sponsoredのほうが望ましいとされている
ugc コメントや掲示板など、ユーザーが投稿した内容に含まれるリンク
nofollow 上のどちらにも当てはまらず、リンク先との関連づけやクロールを望まないとき

複数の値は、スペースやカンマで区切って併記できます。付けたリンクは、基本的にたどられませんが、サイトマップや他のサイトを通じて、リンク先のページが見つかる場合はあります。

2026年のGoogleスパムアップデートの時期

Google検索ステータスダッシュボードでは、2026年に次のスパムアップデートが記録されています。

名称 開始日(米国太平洋時間) 期間
2026年3月のスパムアップデート 2026年3月24日 約19時間30分
2026年6月のスパムアップデート 2026年6月24日 約2日1時間
2026年8月のスパムアップデート 2026年8月18日 約2日16時間
2026年9月のスパムアップデート 2026年9月24日 約13日16時間

ダッシュボードには開始日と期間が載っており、終了日は載っていません。また、この表の記録には、各アップデートの内容は書かれていません。第三者の解説サイト(ppc.land、2026年9月25日付)は、9月のアップデートの対象にリンクスパムが含まれると説明していますが、3月から8月のアップデートについては、リンクスパムが含まれるかを確認できていません。

すでに怪しいリンクを買ってしまった場合

Googleのヘルプでは、リンクの否認(disavow)ツールは、上級者向けの機能とされています。多くのサイトでは必要がなく、スパムのリンクが相当数あり、そのせいで手動対策を受けた、または受ける可能性が高い場合に使うものと説明されています。

Googleは、否認の前に、まずスパムのリンクを取り除くことを勧めています。否認リストを提出しても、反映までに数週間かかる場合があります。手動対策の有無は、Search Consoleで確認します。

Naverについて確認できていないこと

この記事の下調べでは、Naverのサーチアドバイザーの公式ページを読み込めませんでした。そのため、Naverが購入したリンクをどう扱うのか、バックリンクを順位の要素として使うのかは、確認できていません。

韓国の広告代理店の解説(AMPM、2026年3月)には、Naverは「言及量」を重視するという説明があります。ただし、これは代理店の見解で、Naverが公表した内容として確認できたものではありません。Naver向けの施策を考えるときは、Googleの規定をそのまま当てはめず、サーチアドバイザーの公式資料で最新の内容を確認してください。基本はNaver SEOの基本で整理しています。

数字の読み方

スパムアップデートの日付は、米国太平洋時間です。日本時間では日付が変わる場合があるため、自社の順位の変動と照らし合わせるときは、時差に注意してください。

期間は、ダッシュボードに載っている「展開にかかった時間」です。終了日の記載はありません。また、アップデートの時期と順位の変動が重なっても、原因がリンクだと決めつけることはできません。コンテンツの内容や、サイトの変更など、他の要因も確認する必要があります。

「購入したリンクのせいで、〇割のサイトの順位が下がった」といった割合は、出典が示されていないものも多くあります。本記事では、出典を確認できた内容だけを使っています。

日本企業が確認したいこと

SEOの外注先から、リンクの購入や、他サイトへの掲載を提案されたときは、次の点を契約の前に確認すると安全です。

  • リンクの掲載元のサイトはどこか、一覧で教えてもらえるか
  • 対価を払って掲載するリンクに、「sponsored」や「nofollow」が付くのか
  • 順位の保証をうたっていないか(順位保証をうたう業者の注意点も参考になります)
  • 契約を終えたあとに、リンクを外してもらえるのか
  • リンクの数ではなく、キーワードの設計や記事の質を、どう改善する提案なのか

リンクの数に頼らない進め方としては、韓国語のキーワード調査や、韓国のブログ投稿の設計から見直す方法があります。全体像は韓国SEOの基本で説明しています。

よくある質問

バックリンクを購入すると、必ずGoogleから罰則を受けますか?
必ず受けるとは言えません。ただし、順位を操作する目的のリンクの売買は、Googleのスパムポリシーでリンクスパムとして挙げられており、順位が下がったり、表示されなくなったりする場合があると説明されています。

広告として有料でリンクを載せるのは、違反ですか?
違反とは限りません。公式資料は、広告やスポンサーのリンクに「nofollow」または「sponsored」を付ければ、ポリシー違反にはならないと説明しています。

購入したリンクを否認すれば、問題は解決しますか?
否認は、手動対策を受けた、または受ける可能性が高い場合に使う上級者向けの機能です。Googleは、否認の前に、まずスパムのリンクを取り除くことを勧めており、反映には数週間かかる場合があります。

Naverでも、購入したバックリンクは危険ですか?
Naverの公式ガイドラインを今回は確認できていないため、断定できません。Googleと同じ前提で判断せず、Naverサーチアドバイザーの公式資料で最新の内容を確認してください。

外注先の提案が安全かどうかは、どう見分けますか?
リンクの掲載元、rel属性の扱い、契約終了後の対応、順位保証の有無を、契約の前に書面で確認してください。説明が曖昧な場合は、契約を急がないことをおすすめします。

まとめ

Googleの公式資料では、順位を操作する目的のリンクの売買は、リンクスパムとして扱われています。広告として載せる場合は、「sponsored」や「nofollow」で区別します。Naverの扱いは今回確認できていないため、公式資料での確認が必要です。

Kマーケティングワークスでは、韓国向けのSEOについて、リンクに頼らない進め方や、外注先の提案内容の確認についてもご相談を承っています。状況に合わせた進め方をご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。

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