韓国SEOの外注と内製の判断のイメージ

韓国SEOは外注か内製か?Google公式の考え方と判断のポイント

公開日:2026年11月4日

韓国向けのSEOを外注するか内製するかは、Googleが公式に示している「SEO専門家が必要か」の考え方と、韓国の検索の使われ方の両方を見て決めると整理しやすくなります。この記事では、Google公式の記載、韓国の検索エンジンの利用状況の数字、外注先を選ぶときの確認点をまとめ、確認できなかったことも分けて示します。

※Googleの記載は、Google検索セントラルの「Do you need an SEO?」のページ(最終更新2026年6月5日と表示)を、2026年11月4日に確認したものです。Naverについて同様の公式の案内は、確認できていません。韓国の検索の利用状況は、測り方によって数字が大きく変わります。この記事に費用の相場は載せていません。また、当社はSEOを提供する側の会社です。その点を踏まえて読んでください。

Googleが示す「SEO専門家が必要か」の考え方

Google検索セントラルのページには、SEOの専門家に依頼するかどうかの考え方が書かれています。記載を整理すると、次のとおりです。

項目 Google検索セントラルの記載(当社の整理)
外注の判断 専門家への依頼が役立つ場合はあるが、大きな判断とされています。小規模なローカルビジネスなら、多くを自分で行える可能性があるとされています
依頼に向く時期 サイトのリニューアル(早いほどよい)や、新規サイトの公開。既存サイトの改善にも役立つとされています
任せられる内容 サイトの内容や構造の確認、技術面の助言(ホスティング、リダイレクト、エラーページ、JavaScriptの扱いなど)、コンテンツ制作、キーワード調査、SEOの研修、特定の市場や地域の専門知識、生成AI向けの最適化、オンラインの事業開発キャンペーンの運営
責任 依頼した会社の行為の責任は、依頼した側にあるとされています
広告との関係 Googleでの広告は検索での表示に影響しないとされています。Googleは、サイトの掲載や順位のために金銭を受け取らないとされています

外注の結果が出るまでの期間について、Googleのページには具体的な期間の記載はありません。依頼先に「どのような結果を、どのくらいの期間で見込むか」を尋ねるよう、書かれているだけです。

韓国向けSEOで、内製と外注を分ける材料

次の表は、上のGoogleの記載と、韓国向けの事情から、当社が整理したものです。決まった基準ではありません。

観点 内製に向く状況 外注に向く状況
韓国語の対応 韓国語で調査と文章作成ができる人がいる 韓国語で調査や文章作成ができる人がいない
対象の検索エンジン まずGoogleだけで試す NaverとGoogleの両方に取り組み、社内の手が足りない
時間 担当者が継続して時間を取れる 担当者が他の業務と兼任で、時間が取れない
技術面の確認 リダイレクトやエラーページなどを、社内で確認できる 社内に確認できる人がいない
サイトの状況 既存のサイトを少しずつ改善する リニューアルや新規サイトの公開を控えている(Googleの記載では、依頼に向く時期)
管理 変更の内容を、自社で確認できる 変更の報告を受け取り、確認する窓口を決められる

表の右側に当てはまる項目が多いほど、外注を検討する理由は増えます。左側が多い場合は、まず内製で小さく始める方法もあります。韓国の検索エンジンの全体像は韓国の検索エンジンとSEOの進め方、Naver向けの基礎はNaver SEOの基礎知識、キーワードの探し方は韓国語キーワード調査のやり方で整理しています。

韓国の検索エンジンの利用状況

内製と外注の判断では、どの検索エンジンに取り組むかも関わります。韓国の検索の利用状況は、出典によって数字が異なります。確認できた数字は次のとおりです。

数字 出典と測り方
Google 48.48%、Naver 42.25%、Bing 4.94%、Daum 0.72% StatCounter(2026年10月、全プラットフォーム)。月間30億以上のページビューに基づくとされています
Naver 66.69%、Google 26.10% InternetTrend(2026年7月)。InterAdの記事が紹介しています
モバイル:Naver 68.18%、Google 27.33%。デスクトップ:Google 66.52%、Naver 19.99% StatCounter(2026年7月)。InterAdの記事が紹介している数字で、当社は端末別のページを直接確認していません
月間利用者数:Google 4,702万人、Naver 4,685万人 IGAWorksのMobile Index(2026年7月)。アプリの利用者数で、重複があります。InterAdの記事が報じています

StatCounterの数字はページビューを基にした推計で、アプリの利用者数とは測り方が異なります。InterAdの記事は、InternetTrendとStatCounterの数字が違う理由を、観測しているサイトや方法が違うためと説明しています。InterAdは韓国向けのSEOや広告のサービスを提供する会社です。この表は、Naverだけ、Googleだけと決めるための資料ではなく、両方を見る必要がありそうだという目安として読んでください。

外注先を選ぶときの確認点(Google公式の記載)

Googleのページには、SEOの専門家に依頼する前に確認したい質問が挙げられています。記載を整理したものです。

確認すること Google公式の記載(当社の整理)
実績 過去の仕事の例や成功事例を、見せてもらえるか
ガイドライン Google検索の基本事項(Search Essentials)に従うか
結果と期間 どのような結果を、どのくらいの期間で見込むか。成功をどう測るか
経験 自社の業界、国や都市、国際サイトでの経験があるか
連絡 行った変更をすべて共有し、提案の理由を詳しく説明してくれるか
関心 事業の独自性、競合、顧客の探し方に関心を持つか

注意したい点として、Googleのページには次のことが書かれています。

  • 順位の保証:Googleでの1位を保証することは誰にもできないとされています。順位の保証、Googleとの「特別な関係」、Googleへの「優先登録」をうたう会社には注意するよう書かれています。
  • 突然の営業メール:突然メールで売り込んでくる会社には、注意するよう書かれています。
  • 説明がない場合:秘密主義で、何をするのかを明確に説明しない会社には注意するよう書かれています。
  • リンクの扱い:SEOの会社へのリンクを貼る必要はないとされています。リンクを増やす仕組みや、数千の検索エンジンへの登録をうたう話は、たいてい意味のない作業とされています。
  • ツール:Googleは第三者のSEOツールを評価も推奨もしておらず、「Google承認」をうたうツールには注意するよう書かれています。
  • アクセス権限:監査の段階では、Search Consoleの読み取り権限だけを渡し、書き込み権限は渡さないよう書かれています。サーバーにFTPで入れる会社には、行った変更をすべて説明してもらうよう書かれています。

順位を不自然に操作する手法のリスクは韓国向けSEOでバックリンクを購入するリスクで整理しています。

外注する場合の進め方

Googleの記載をもとに、進め方を整理すると、次の順番になります。当社の整理で、決まった手順ではありません。

  • 最初に、サイトの診断(監査)を依頼し、Search Consoleの読み取り権限だけを渡す。診断には、改善の見込みと作業量の見積もりが含まれているかを確認する
  • 提案された改善を実行する前に、Googleの公式の案内と照らし合わせ、根拠となる資料が示されているかを確認する
  • 実行後は、変更の内容と理由の報告を受け取り、自社でも確認する
  • Naver向けの施策は、Googleの案内とは別に、依頼先に根拠を確認する(Naverの公式の案内は、当社も確認できていません)

見積もりの取り方は韓国マーケティング会社への見積もり依頼、マーケティング全体の内製と外注は韓国マーケティングの内製と外注で整理しています。

確認できなかったこと

  • Naverの公式の案内:Naverの検索ウェブマスター向けの案内は、確認できていません。Naver向けSEOの外注の判断基準は、Googleのような公式の資料に基づいて整理できていません。
  • 結果が出るまでの期間:Googleのページに期間の記載はなく、他の公的な資料も確認できていません。
  • 外注の費用の相場:公的で信頼できる資料を確認できていないため、載せていません。
  • 最新の利用状況:韓国の検索エンジンの数字は、月ごとに変わります。InterAdが紹介した端末別の数字は、当社が元のページを直接確認していません。

数字の読み方

表の割合は、検索エンジンの利用の多さを示すもので、SEOの成果を約束する数字ではありません。StatCounterはページビュー、IGAWorksはアプリの利用者数、InternetTrendは別の方法と、測り方が異なるため、数字同士を直接比べることはできません。StatCounterの2026年10月の数字は、2026年11月に確認した時点のものです。

日本企業が確認したいこと

  • 韓国語で調査と文章作成ができる人が、社内にいるか
  • NaverとGoogleのどちらに、先に取り組むか
  • サイトのリニューアルや新規公開の予定があるか(外注に向くタイミング)
  • 依頼先が、順位の保証や、Googleとの特別な関係をうたっていないか
  • 変更の内容と理由を、すべて報告してもらえるか
  • Search Consoleなどの権限を、必要な範囲だけ渡しているか

よくある質問

韓国向けのSEOは、外注したほうがよいですか?
Googleの公式のページでは、専門家への依頼が役立つ場合はあるが、大きな判断とされています。小規模なローカルビジネスなら、多くを自分で行える可能性があるとも書かれています。社内に韓国語で調査と文章作成ができる人がいるかも、判断の材料になります。

外注するのに向いているタイミングは、いつですか?
Googleのページには、サイトのリニューアル(早いほどよい)や、新規サイトの公開が挙げられています。既存のサイトの改善にも役立つとされています。

SEOの外注で、順位を保証してもらえますか?
Googleのページでは、Googleでの1位を保証することは誰にもできないとされています。順位を保証する会社には注意するよう書かれています。

Googleに広告を出すと、検索の順位は上がりますか?
Googleのページでは、Googleでの広告は検索での表示に影響しないとされています。また、Googleは、サイトの掲載や順位のために金銭を受け取らないとされています。

韓国では、NaverとGoogleのどちらに取り組むべきですか?
出典によって数字が異なり、一つに決めることは難しいのが実情です。StatCounterの2026年10月の数字ではGoogleが48.48%、Naverが42.25%ですが、InternetTrendの2026年7月の数字ではNaverが66.69%、Googleが26.10%でした。両方を見る必要がありそうだと考えて、目的に合わせて優先順位を決めてください。

まとめ

韓国向けのSEOを外注するか内製するかは、Googleの公式の考え方(小規模なら自分で行える可能性があること、リニューアルや新規公開が依頼に向くこと)と、社内の韓国語の対応力、NaverとGoogleのどちらに取り組むかを、あわせて見ると整理しやすくなります。外注する場合は、順位の保証をうたう会社に注意し、変更の内容と理由の報告を受け取り、権限は必要な範囲だけ渡すことが大切です。

Kマーケティングワークスでは、韓国向けのSEOの進め方について、ご相談を承っています。状況に合わせてご案内しますので、お気軽にお問い合わせください。

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